＜サッカー＞ リオ五輪最終予選 大逆転優勝

まさに、激闘、感動の終焉だった。

リオ五輪アジア枠最終予選、3つの座には準決勝イラク戦勝利で確定して

いたが、ここまで来て、優勝＝アジア№１を取りに行くのは、当然の思い。

そして、それをやってのけた、若きU-23世代。

戦前予想では、谷間の世代、いままで何度も（U-16、U-20）では、W杯の

舞台にさえ登れなかった。

その世代だけに、勝利の味はひとしお。

前半から飛ばす、両チーム、球の奪い合いが激しい、優位に進める韓国。

前半そうそうに、ゴールを揺らすが、オフサイドに救われる。前半の20分、

韓国サイド攻撃クロスからのシュートがDF岩波の足に当たりシュートコース

が変わり不運の先制点を健常する。攻撃を続ける韓国、チャンスボールを

決められない、これに救われた日本。劣勢のまま前半０－１で終了。

後半、流れを変えたい日本、システムを4-3-3に変更、原川も投入するが、

開始直後、DFの間隙をついて韓国ゴール前で見事な反転でのシュートが

決まり、０－２大ピンチ！これで目覚めた手倉森監督、後半15分と早い段階

でここまで無得点の浅野を投入、流れを引き寄せようとする。

しかも、2点目で気が緩み始めた韓国、足が止まりだすDF陣、ここに俊足

浅野なので捕まらない。後半21分、矢島が右サイドから絶妙のスルーパス、

裏取りに徹する浅野が抜け出し、GK脇をかすめてゴール右に反撃の1点目。

さらに23分には山中が左からドリブル突破、クロスを上げ、ゴール前の矢島

がヘッドできれいに合わせたちまち同点！2-2、浮足立つ韓国、体力が限界

で、足がつりだし、DFもバラバラ。攻勢を強める日本、流れを変えたい韓国、

後半30分過ぎに長身FWを投入、ロングボールで攻勢を掛けるが、鉄壁の

DFに阻まれる。

後半36分、カウンター攻撃で3対3の場面、スルーパスに反応した浅野、

身体を寄せ合い、奪うとGKと1対1、移置を確認しながら冷静に右隅に流し

込む！なんと、大大大大大逆転の3点目、さらに守りに入らす、攻勢を続ける

日本、韓国はロングばかりの単調さ。カウンター注意だけで時間は進む。

そして試合終了！劇的過ぎて、感動の嵐！

初のアジアチャンピオンおめでとう！谷間の世代、頑張った、

そして手倉森監督の絶妙采配、23人中22人を上手く使った、そして交代選手

がことごとく活躍、15点のうち、得点者が10人とどこからでも得点でいるテク

ニシャンぞろい。いやー、楽しいアジア枠予選でした。

者。