【時事川柳：海外への技術流出】

世界から鵜の目鷹の目ニホン技術

安売りの技術流出ああニッポン！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

①企業存立の肝は独自技術の有無である。そして一旦手元から離れたら帰ってこない。
②半導体特に車載半導体が品薄で世界的に逼迫している、今すぐにも手に入れたい。国家的対応が必要で、今回自民党議連が立ち上がり、世界に供給しているTSMCに白羽の矢が立った。
③特に問題点は、日本の色々な企業が協力して半導体技術を持ち寄り、チップを焼くだけでなく、最終製品まで一貫生産体制を築くこと。海外の企業に技術を移転して製品を製造させ、日本国内自動車産業に配分可能。つまり手の平返せば、TSMCが世界に同製品を欧米に安く売ることが可能（開発費用回収の必要がないので）。
③かつて「自動車用鉄鋼製造技術」が「米国企業経由」で韓国やインドにM&Aの形で合法的に流出、その後の価格低下で日本の鉄鋼業界に大打撃を与えた。技術流出は米社といえども、合法的に韓国中国へ流出する可能性がある❣
④新幹線技術、契約書で技術流出（転売禁止規定等含む）防ぐ項目を勝手解釈で無視し海外転売（インドネシア）した。一旦入手した技術は自国の物の中国。
⑤シャープ買収の件、台湾傘下になった1年後には「技術入手後」人員整理の嵐❣一旦手離した技術は戻ってこない、日本国内雇用にも貢献しない。
⑥ＥＶ車技術の肝はLi電池技術、米国テスラ社と技術提携したパナソニック、その技術を丸々中国に奪われる大失態。テスラ社はコストメリットで中国社と契約。中国社は、多分今後量産化して欧米含め世界の自動車メーカーにパナソニック技術で製造したLi電池を販売するだろう。日本企業の甘さ。
⑦以上のように、海外企業（国）はしたたか。日本中が草刈り場。一旦離れた技術は、丸パクリで自社利用して海外市場で競合、早々に日本企業にマイナス影響❣
TSMC、台湾企業と安心してはいけません。

ニホンの技術へのあまりにも無防備さに警鐘を鳴らしたいと思います。

タグ：時事川柳 技術流出 テスラ パナソニック Li電池